2005-01-01から1年間の記事一覧

帽子部

なまら うれしーおいしーたのしー♪ 携帯からでままならない。 足下から あったかい 素敵なサプライズ この出会いに感謝してクリスマス

正5

大それた夢や主張はないけれど精一杯の正々堂々(根岸絹)

正4

こんなとき正方形の四隅から埋めてゆけたらうまくいくのに(根岸絹)

正3

正しくはないけどたぶん間違ってないからここにいていいですか(根岸絹) 正しくはないけどたぶん間違いでもないと思うからここにいる

忘れたいことを今すぐ忘れれば それが正しい処方だろうに

本のカバーを脱がせると 大きな漢字が一文字。 タイトルにしたかったけど変換できない。 欲情している場合じゃない自分。

moon walk

世の中には持続する快楽があると知った。 何度も読みたい一冊に遭遇するという 事故にも似た出来事。 これほどまでに この人の文章を欲するのを 何欲と呼べばいいのだろう。 枡野浩一著 『あるきかたがただしくない』 最高です。

四季のうた

今発売中の「フラウ」に掲載されている 枡野浩一氏の『バイセクシャル・ラブレター』を読んで 私は もう少し声をだそうと思った。 少なくとも 届ける努力をしようと思った。 負けていられないよね。母。

正2

正常だと思うことが異常なのかもしれないと思いながらだ(根岸絹)

正1

君が言うことはとっても優しくて正しいけれど間違っている(根岸絹)

旅7

土曜日は全国うまい駅弁の旅に行くため電車に乗った(根岸絹)

ドラえもん短歌

ポケットの乱れた時空のひずみから叶わなかった夢がでてきた(根岸絹)

旅6

おかえりと言って欲しくてちょっとそこまで旅をしてみる冬もいい(根岸絹)

秋晴れの異国情緒にときめいて出るはずのない電話をかける 脱皮したカモフラージュの抜け殻をおよがせたまま乗り換える旅

旅3(改作)

つながっているのは青い空だけでいいと思えた 旅の半ばで(根岸絹)

旅5

バブルならカゼッタ岡とスポンサー契約結び宇宙に旅行(根岸絹)

旅4

まみどりの街がセピアにかわるころ旅の支度をはじめるデジャブ(根岸絹)

旅1(改作)

歩きだすのも呼吸するのも少し上手くなった気でいるひとり旅(根岸絹)

旅3

つながっているのは青い空だけでいいと思えた峠を超えて(根岸絹)つながっているのは青い空だけでいいと思えた旅なかば過ぎ

ロシアという響きは私にとってなんとなく切ない。 それは多分 終戦後12年もの歳月を捕虜として抑留されていた祖父を思い出すから。 当時のソ連と 民間レベルでの国交が開かれたとき 祖父に行きたいかと聞いてみたことがある。 行きたいと言うなら連れて行っ…

旅2

この街の景色をみせてあげたいと思う旅です 君に会いたい(根岸絹) この街の景色をみせてあげたいと思うたび君に会いたい旅

旅1

歩くのがすこし上手になったから乗り遅れてもなんとかなるさ(根岸絹)

輪郭

幼少の頃を過ごした家の庭に胡桃の木がありました。 秋になると枝もたわわに実り 母が作ってくれる胡桃のお菓子が楽しみで夢中で拾ったものです。 今はもうなくなってしまった胡桃の木。 私が生まれた時に父が植えたものだと知ったのは ずいぶん後のことでし…

言葉の壁

貨幣価値はおなじ国に住みながら共通言語が違う場所

東風西風

『東風西風』桑原靖 写真展 2005年10月24(月)〜10月30日(日) 10:00〜17:00 東京ジャーミィ・トルコ文化センター 東京都渋谷区大山町1-19 小田急線・地下鉄千代田線代々木上原駅徒歩4分 西欧と東洋が奇妙に融合する トルコの不思議な魅力に満ちあふれていま…

シモネタ10

組みふせて熱く奥へと軋ませて私を鳴かせ最後に吼えて(根岸絹)

シモネタ9

こんなにも奥にいながらまだ君の気持ちを知りたいと思ってる(根岸絹)

「歌葉」

参加申し込みの枠が限られているなか 私ごときがお邪魔するべき場ではないという場違い感を抱えながら 公開選考会へ。 笹井宏之さん「数えてゆけば会えます」に加藤氏が「平明な叙情に言葉がおりてくる。この作品に批評の言葉が追いついてゆかない。」と。 …

シモネタ

受付をすぎたあたりでワリカンと つぶやく彼にすっかり乾く *** ホテル代は男性に払ってもらいたい。 こんな場面で男女平等だなんて持ち出さないで。興ざめです。 スマートな女性なら クリスマスプレゼントの予算アップ……とか 次のデートのディナーは私が………

シモネタ8

指先が肌をさぐってさぐりあて育つあなたに揺らされる闇(根岸絹)