ロシアという響きは私にとってなんとなく切ない。
それは多分
終戦後12年もの歳月を捕虜として抑留されていた祖父を思い出すから。
当時のソ連と 民間レベルでの国交が開かれたとき
祖父に行きたいかと聞いてみたことがある。
行きたいと言うなら連れて行ってあげたいとの思いからだった。
そのときの「二度と行きたくはないなぁ」という祖父の声は今も忘れることはない。
教えてもらったロシア語は「おーちんはらしょー」しか憶えていないのに。


最近では北海道の実家近くでもロシア語を頻繁に見かける。
枡野氏のお土産話が楽しそうなのもなんだかとても嬉しい。