ドラえもん短歌(根岸 絹)

moon-sherbet2005-09-04

ドラえもん短歌』を ありがとう。


真っ青な空の真っ白な入道雲にむかうように
タケコプターでふわふわと飛ぶ
ドラえもんのび太の後ろ姿をみていると
なぜだか
背中をまるめて小さくなって
空き地の土管に入った気分になりました。
公園や児童遊園とは違う
町の空き地という曖昧な空間にある土管は
ドラえもんワンダーランドの入り口なのかも。


全ての漢字にルビをつけてくれて ありがとう。
子供達は声を出してくり返し読んでくれました。

私の『ドラえもん短歌』は
本屋さんの短歌・川柳・詩集コーナーで手に入れましたが
児童向けコミックのドラえもんコーナーにも置かれていて
なんだかとっても嬉しくなってしまいましたよ。

 ***

ドラえもん世代というよりも
カルピス漫画劇場世代の母だけど
土管の上であやとりしよう
土管の中で耳をすまそう
ドラえもんの歌をうたおう
そしてポッケに夢をつめよう


もうじき娘の誕生日