しあわせを知らず知らずに生きているたとえるならば縁側の猫
隅っこにとどまっているわだかまり猫の手借りても捨てきれないの
テロリストだって子猫を抱くときはでちゅね言葉と信じていたい
懸賞で当たった猫についてきた一粒100メートルの威力だ
青い眼の猫がみつめた空の先てるてるぼうず揺れる軒下
たんぽぽの綿毛を散らす猫の子が光りを追ってふわりと浮かぶ
嗚呼 君の視界に入りこめるなら てっ転びます猫かぶります